品川台場は「城」なのか「要塞」なのか問題。結論は…

第六台場


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続日本100名城に指定された品川台場ですが、おそらく誰もがまず疑問に思うのは「台場は城なのか?」という点だと思います。いやほんとに。

きょうはこの議論に一応の結論を出すべくがんばってみますw

そもそも「城」ってなに?

とりあえず「城」の定義を調べてみましょう。

辞書っぽい解釈では何を指すのか、ググってみると…

塁、堀、柵(さく)など外敵の侵入を防ぐために設けられた軍事的構築物のことをいい、さらにそれによって防衛された地域もいう。城郭という語も城と同義に用いられる。しかし火器の発達した近代に構築された軍事的防衛施設は城とよばず要塞(ようさい)とよばれる。最初は自然の地形を利用して防衛のためにのみ築城したが、時代が下るにつれて軍事目的だけでなく、支配者つまり国王・領主の居住、権勢表示、領内統治を兼ねるようになった。

コトバンクより

ということは「外敵(異国船)の侵入を防ぐために設けられた軍事的構築物(砲台場)」である品川台場は城の定義に当てはまることになります。

よって、品川台場は城である。終わり。

…とはならないですよねw

「火器の発達した近代に構築された軍事的防衛施設は城とよばず要塞とよばれる」という但し書き(?)が気になります。

だって、幕末ってほとんど「火器の発達した近代」でしょ?(テキトーですw)

てことはさ、台場って城じゃなくて要塞ってことになるのでは…?

五稜郭が城なら台場も城だ

ただ、この論法でいくと五稜郭も要塞ですよね。

まぁ、要塞と言われれば確かにそうだなと思うけど、五稜郭はなんとなく「城」っていってもいいような気がします…。

デカいからかな? それとも観光地だから? 理由はよくわからないけど、城っぽいw

でもどちらも火器の発達した近代に構築された軍事的防衛施設なわけで、その点では五稜郭と品川台場は同じ。

だから、品川台場を「城でなく要塞」とするなら、五稜郭も「城でなく要塞」としなければ筋が通らない…。

僕個人としては、五稜郭は城だと思っているので、したがって品川台場も城と認めなくてはなりません…。

これは、今回の議論でいうと「近代」の定義の問題にも波及してきます。幕末のある時期を「近代」と認めるなら、五稜郭・品川台場は「城でなく要塞」ということになるわけで。

でもまぁ「近代」とは何かってかなり難しいので、ここらへんはとりあえず従来の時代区分に従って明治維新を近世と近代の境目としておくほかないのでしょう。

というわけで(ちょっぴり腑に落ちないとこもあるけど)結論は以下の通り。

五稜郭と同じように品川台場も城である。

※ただし、これらが「近代」のものであるとする場合、要塞と表現することもできる。

これを機に「城」の認識を…

うーん…なかなか難しい問題ではあるけど、これは受け入れなきゃいけないことなんでしょうね…。

いちばん簡単に納得できる理由は「日本城郭協会が続日本100名城に認定したから」ってことw

(オーソリティーに弱いorz)

ともかく、城というのは天守や櫓だけじゃないのはもちろん、要塞的なものまで含めた幅広い概念である、ってことですかねー。

…まぁ、細かいことは気にせず、お城を楽しみましょうかw

あれも城! これも城! ぜんぶ城!!

きょうはここまで!

品川台場

品川台場、都会に現れた草木生い茂る要塞

2018年6月13日
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ABOUTこの記事をかいた人

1987年、東京生まれ。コンプリート寸前だった「日本100名城」、30歳にして最初から巡りなおすことに。マスコミで働くかたわら、休みの日にお出かけするのが趣味。いちおう「現場主義」。